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2012年9月16日 (日)

空沼岳での出会い

今まで、仲間たちと予定を合わせてシーズンに何回か山に行っていた程度だったのが、今シーズンは体づくりやダイエット、写真撮影を兼ねてのんびりとソロで登るようになった。

ソロだと自分のペースで気になったものをじっくり見ることができるし、何かと気兼ねがなくていい。

逆にリスクは上がってしまうが、そのあたりの折り合いをつけながら遊ぶのが野遊びの基本だと思っているので、自分の安全範囲(どこまでリスクをかけられるか)を決めていれば問題ないと思っている。

 

そしてもうひとつのメリットが同じソロ登山者との交流が増えたこと。

山頂で休憩しているときの会話や情報交換、自分がカメラを撮っているときのちょっとした解説というのもなかなか楽しい。

それでもその人たちとのつながりはその場限りで終わる。

 

でも今回は違った。

登っている途中で羊羹を食べながら休憩しているときに、ひとりのおばさまが神妙そうな顔をして登ってきた。

いつものように挨拶しようと思ったのだけど、そのまま自分には気づかず行ってしまいそうだから黙って見ていた。

少し自分を通り過ぎたくらいに気がついたようで、お互いに挨拶をした。

すると堰を切ったように言葉が飛んできた。

「今朝、旦那とケンカをしてね。 なぜって? ・・・」

「育児が終わった夫婦が一緒にいる意味ってなんだと思う? 私はね・・・」

とりあえず相槌を打ちながらいろいろと言い終えるのを待つことにした。

モヤモヤしているものを吐き出したいだけなんだろうと思って、待つことにした。

 

しばらくすると上から下山してくるおじさんが声をかけてきた。

そこでおばさまの話は途切れ、おじさんとの会話も終わるとおばさまは再び登っていった。

自分よりは少しペースが早いようで、熊鈴の音はすぐに聞こえなくなった。

 

でも青沼を見ていたら登山道から「何かあるんですか?」とおばさまの声がした。

「なかなかいい感じの沼がありますよ」と返事をしたら、こっちへ降りてきた。

沼を眺めつついろんな話をして、そこから万計山荘までは一緒に登ることになった。

もちろん昼ごはんも一緒。

身の上話やら、いろいろと話終わったところで「連絡先を交換しませんか?」と切りだされたので、連絡先の交換をした。

 

共通の話題(山)から多岐にわたる話題を一気にしたような感じがして、心理的にはかなりオープンな状態になっていた。

下山中も話をしながら、雨が振ってからは黙々と登山口まで一緒だった。

 

結局、帰りは車に乗せてもらえることにもなり、ずいぶん助かった。

来週は恵庭岳に登るらしい。

誘われたけど、別件の用事があるので、次の機会にお願いしますと言って別れた。

 

こういう出会いもあるんだな と思いながら、次に一緒に山へ行く機会があるんだろうか?

そうなったら人と人のつながりというのも不思議なものだと思う。

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