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2012年7月 2日 (月)

ヌマエビ調査

札幌市内の川にヌマエビがいるという情報をネットで見つけてから、実際にその目で確認するまでずいぶんと時間がかかってしまったが、定着しているのは間違いないようだ。

 

『豊平川水系水生底生物調査報告書』(2008)札幌市博物館活動センター

http://www.city.sapporo.jp/museum/info/documents/shiryou05_09.pdf (PDF)

 

この報告書の中から星置川・星観緑地を選んで、調査(タモ網でガサガサ)してみた。

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(周辺環境)

 

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写真の個体を含めて8尾(内2尾が抱卵)を確認。

周辺環境として撮影したポイントに集中して生息していて、少し離れると確認できなくなった。

種レベルの同定はできないので、正確性は欠くものの在来種のスジエビではないエビが生息していることは確認できた。

 

参考までにスジエビ

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(豊平川で採集したスジエビ)

120701_3

(左がスジエビ、右がヌマエビ)

 

ヌマエビといえば、アクアリウムをやっている人にとっては馴染み深いエビだ。

草食性が強く、水槽内のコケを食べてくれる「水槽の掃除屋さん」として売られていることが多い。

ショップでは主にミナミヌマエビとヤマトヌマエビの2種が売られているが、今回星置川で採集した個体の出処は「放流」だろうと思う。

そのことは上記の報告書でも言及している。

 

今回のガサガサでは、ヤマメ・カジカ・ウキゴリ・(トウ?)ヨシノボリ・(モクズ?)カニが確認できた。

水質も綺麗で、浅い川ながら多様な生き物を見ることができた。

それだけに網に入るヌマエビを見て複雑な気持ちになった。

ショップではあまり値崩れしないヌマエビをゲットした喜びよりも、外来種として定着していることをこの手で確認したのはやはり悲しい。

 

飼育をするなら最後まで。

飼育から大きな学びを得られるのは間違いないが、やはりその生き物の最期まで面倒を見るのが道義だろうと思う。

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