札幌の天気は「晴れ」
前日に天気予報を見てから準備をしたわりにはうまく観察できて満足♪
ネガフィルムを3枚重ねにしてカメラのレンズの前にくっつけると太陽が欠けていく様子がしっかり観察できた。
でも肉眼では眩しくてダメ。
デジカメとネガフィルムの組み合わせで観察できたのがこれ ↓
(6:45頃 自宅より)
(7:26頃 豊平川河川敷より)
(7:40頃 豊平川河川敷より)
(7:51頃 豊平川河川敷より)
(8:15 豊平川河川敷より)
時計で言うと、2時の方向から月が入ってきて、最大時には2時~6時までが欠けて、終わりは8時の方向に抜けていく感じ。
カメラ越しに太陽の様子がどんどん変化していくのを見ることができたのは、本当に貴重な体験だったと思う。
それと、豊平川に移動してからはどんどん寒くなって、薄暗くなっていくのを体験することができた。
日食が終わると何事もなかったように暖かくなったから、太陽が地球を温めているんだなぁ と改めて知る機会になった。
植物友の会の観察会で一番最初にびっくりしたのが、オオバナノエンレイソウだと思っていたものを指して別の名前を次々言っている人たちを見たこと。
とりあえず、簡単な見分け方。
・ 上向きに咲いているのがオオバナノエンレイソウ
・ 下向きに咲いているのがミヤマエンレイソウ
・ ミヤマエンレイソウの花弁が紫色になっているのがムラサキエンレイソウ
・ ミヤマエンレイソウの子房が紫色になっているのがエゾミヤマエンレイソウ
高さ30-70cmの多年草で群生することが多い。
葉は3枚輪生し、広卵状菱形で先がとがる。
花は茎頂から出る柄の先に1個。上~斜め上につく。
花弁は3枚あり、大きいもので長さ6cmを超え、ふつう広卵形で先はとがらないが、変異が大きく、細長い型もある。
雄しべは6本あり、雌しべより長く、葯の長さは花糸の3倍ほど。
子房の先が濃い紫褐色となる。
漢字:大花延齢草
花期:5-6月
環境:低地~低山、時に亜高山の明るい林内や草地
分布:北・本(北部)
オオバナノエンレイソウの近似種。
花が横~斜め下向きに咲く。
花弁は長卵形でがく片とほぼ同長の長さ3cm前後。
先がとがり、葯は花糸とほぼ同長。
果実は円錐形で6稜が顕著。
漢字:深山延齢草
花期:5-6月
環境:山地の広葉樹林内
分布:北・本・四・九
花弁が咲き始めから淡紫色のものを品種ムラサキエンレイソウという。
子房が暗紫色のものを変種エゾミヤマエンレイソウという。
【引用文献 : 「新北海道の花」 梅沢俊 2007年 第1版】
【学名検索 : 「BG Plants 和名-学名インデックス」(YList)
http://bean.bio.chiba-u.jp/bgplants/ylist_main.html 】
地上茎がないからミヤマスミレだろうと思っているけれど、葉の特徴が図鑑の記述と一致しない・・・
かといって、スミレサイシンやアオイスミレは距が短い。
ミヤマスミレだと言い切れない歯切れの悪さはあるものの、多少の変異は許容範囲にしておいて、記事にする。
ちなみにいままで品種のフイリミヤマスミレは見たことがあるものの、ミヤマスミレは今まで見落としていたのかライフリストでは初見となった。
高さ3-10cmの多年草。地上茎がないスミレで、地下茎が伸びて群生することが多い。
葉は長さ2-4cmの心形で、縁は波状の鋸歯となって先が摘んだようにとがる。
花は径1.5-2cmで花弁は5枚あり、側花弁基部には毛はない。
唇弁の距はやや長い円筒形で長さ6-8mm。
漢字:深山菫
花期:5-6月
環境:低地~亜高山の林内や林縁
分布:北・本・四
【引用文献 : 「新北海道の花」 梅沢俊 2007年 第1版】
距まで白いタチツボスミレ。
距だけが紫色のものはオトメスミレと呼ばれるらしい。
葉や花の特徴はタチツボスミレそのもので、エゾノタチツボスミレの白色種とは花の特徴も一致しない。
この株では花弁の基部に薄く紫色が残っていた。
(※ 以下、タチツボスミレの解説)
高さ5-15cmで花後さらに大きくなる多年草。地上茎のあるスミレ。
茎や葉柄は無毛か短毛が生える。
葉は長さ2-4cmの心形で、葉柄基部には櫛歯状に裂けた托葉がある。
花柄は葉腋と根元から出る。
花は径1.5-2cmで花弁は5枚あり、側花弁内側には毛がない。
距はやや細く、長さ5-8mmで紫色。
漢字:立壷菫
花期:5-6月
環境:低地~山地の明るくやや乾いた所
分布:日本全土
【引用文献 : 「新北海道の花」 梅沢俊 2007年 第1版】
今シーズン初めてのランはアオチドリ。
スミレも好きだけど、食傷気味・・・
存在がレアな気がするラン科は見つけると心が踊る。
高さ15-40cmの多年草。
葉は2-4枚が互生する。葉身はやや肉質で長さ4-10cmの長楕円形。
花は総状に多数つき、苞(ほう)は葉状で花よりはるかに長い。
がく片は3枚が兜状となり、側花弁はその中に隠れる。
唇弁は長さ1cmほどで先が3裂するが中裂片は微小。
距は長さ約3mm。しばしば花軸や唇弁、子房が紫褐色をおびる。
漢字:青千鳥
花期:5-7月
環境:山地の林内や草地
分布:北・本(中部以北)・四
【引用文献 : 「新北海道の花」 梅沢俊 2007年 第1版】
目覚めてから起き上がるまでずいぶん時間のかかった朝だけど、起きてから朝日を浴びたら元気になって、前に調べていた白旗山の行き方をもとに今日のルートを設定。
高低差はあまりないようなので、長い距離を歩くことを目標にスタート。
今日のログ。
7時間28分、17.8km 真栄入口~白旗山~ふれあいの森~西岡水源地 という行程。
ちょっと長すぎた感は否めないが、歩き通せたので結果オーライということにしておこう。
白旗山=山菜採り というイメージが自分の中で出来上がっていたのだけど、自分の予想を超える人が山に入っていてびっくり。
看板には「持ち帰るのはひとつかみ」と書かれているが・・・
真栄の入口だけで、この状態。
資源に対して、採りに来る人の方が多いんじゃないだろうか?
そんな人たちを横目にカメラで花を撮り、鳥を撮り、虫を撮る。
ひとまずピークハントしてから考えよう ということで、山頂へ向かう。
結構な急登が直前で待っていたけど、休みながらゆっくり登る。
円山よりも高くて、藻岩山よりも低い。
今の自分にはちょうどいい高さだった。
山頂では展望がなかった代わりにふれあいの森へ降りる途中にある東屋からの展望がなかなかよかった。
左手は恵庭岳。右手は空沼岳から札幌岳かな。
まだまだ標高の高い山には雪がのこっていて、季節の垂直分布が見える。
ふれあいの森で昼食後、沢伝いに緩やかに登っていく。
ここ景色が今日の山行では一番印象に残った。
といいつつ、天然の苔玉の写真ばかり・・・
この苔玉だけで何種の植物が共生しているんだろう?
中央峠でひと休みしてから西岡水源地へ向かってから看板に書かれている距離表示に心が折れそうになった・・・ (中央峠から5.5km)
でも歩き始めたら鳥が寄ってきたり、白いスミレがいたり、今シーズン初のランを発見したりで歩きづめになることなく、ほどよく休めたのがよかった。
そしてこれが本当の花見。
野生のエゾヤマザクラが少し花を残してくれていた。
葉と同じような色をしているから見逃してしまいそうな花。
そして和名はちょっとした誤解からつけられた(たまたま根が福寿草と連なっていたのを見た人が名付けたらしい)。
高さ8-15cmの無毛で軟弱な多年草。
地中に白く細長い根茎を伸ばして群生することが多い。
根出葉は2回3出複葉で、茎には3出複葉が対生する。
花は茎頂に5個集まる。
柄がなく、先端の花冠が4深裂する花が上向きに、その下に花冠が5深裂する花が横向きにつく。
漢字:連福草
花期:4-5月
環境:湿った林内
分布:北・本(近畿以北)
【引用文献 : 「新北海道の花」 梅沢俊 2007年 第1版】
とても特徴的な花をつける。
フタリシズカという種もあるが、見た目はあまり似ていない。

開花後、茎と葉が伸びて高さ15-30cmになる無毛の多年草。
茎の上端に2対の葉が接して十字対生するので輪生状に見える。
葉身は卵形~楕円形で光沢があり、鋭い鋸歯縁。
茎頂に長さ2-3cmの花穂1本つく。
花弁とがく片がなく、花糸3本(基部に葯が2個)と雌しべ1個で花を形づくる。
漢字:一人静
花期:4-5月
環境:低地~山地の明るい林内
分布:北・本・四・九
【引用文献 : 「新北海道の花」 梅沢俊 2007年 第1版】
(開いたばかりのヒトリシズカ)
キランソウだと思い込んで図鑑を見たら全然違っていて、しばらく図鑑とにらめっこした種。
思い込みや決め付けは目を鈍らせる。
ユースの森の道路に近い場所にだけ咲いていたことと高さがなく地面に這うように花や葉がついていたことから外来種のコバノカキドオシと判断。
(※ 以下はカキドオシの解説)
花時の高さが15-20cmになる多年草。その後茎はつる状に伸びて長さ1mほどになる。
葉は対生し、葉身は径2-6cmの円心形で、柄があり鈍い鋸歯縁。
花は葉腋に2-3個ずつつき、花冠は長さ2-2.5cm。
2唇形で大きな下唇は3裂して濃色の斑紋がある。
漢字:垣通
花期:5-6月
環境:野山の林縁や草地
分布:北・本・四・九
(※ 以下はコバノカキドオシの解説)
茎が立つ前に開花し、花冠の長さ1.5cmほどで3-5個ずつつく。
原産地:ヨーロッパ
【引用文献 : 「新北海道の花」 梅沢俊 2007年 第1版】
【参考HP:「北海道ブルーリスト」http://bluelist.ies.hro.or.jp/db/detail.php?k=08&cd=309】
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