2013年2月17日 (日)

2013年

「ブログを書く」という習慣も、すっかり「Facebookのタイムラインへ投稿する」という習慣になってしまい、年が明けてからはブログをまったく触らない状態が続いていた。

何か感じたことを記録にして残すという意味ではその役割を十分に果たしてくれていたので、ブログを書くモチベーションがずいぶんと低下してしまったように思う。

 

とはいえ、長い文章を書くということに関してはブログの方が遥かに適しているので、たまにはこうやって「書く」ことをやっておいた方が自分の精神衛生上にも良さそうだ。

 

ブログを書いていない間の主なイベントといえば、

 ● 毎年恒例のガンプラ作り

 ● 滝野スノーランドでチューブ滑り

 ● 野幌森林公園でマイスノーシューデビュー

 ● スノーシューで藻岩山、三角山、大倉山

 ● いろいろ新年会

 ● 強い倦怠感でダウン

 ● DIYで水槽ライトの製作

 ● ガンプラ改造(LEDで電装)

 ● 紋別日帰り弾丸ツアー

と、こんな感じ。年初から飛ばしすぎてダウンしてからはおとなしくインドアで遊んでいた。

 

前置きというか、2013年になってからここまでの振り返りをしたところで、今年の目標(やりたいこと、行きたいところ)を書きだしてみたいと思う。

 ■ 旅行したい(台湾、大阪)

 ■ 英語で雑談したい

 ■ 英語でガイドできるようになりたい(野幌、藻岩、円山、西岡)

 ■ いろんな人を誘って登山をしたい

 ■ 札幌市内の行きたい山(円山、三角山、藻岩山、砥石山、手稲山、空沼岳、神威岳)

 ■ 市外の行きたい山(オロフレ山、ホロホロ山、樽前山、神居尻山、富良野岳)

 ■ 電子工作(水槽照明のLED化)

 ■ 産業遺産イベントは去年に引き続き参加(できるだけ多くの人を誘いたい)

 ■ 鉄道は登山や産業遺産へ行くときの移動手段として上手く組み合わせたい

 ■ 買い物したい(メガネ、スーツ、鞄、登山靴、2TBHHD、60cm水槽、デジカメ)

 

去年は自分にとっても新しい世界が広がった一年になったと思う。

特に仕事で英語を使うようになってから意識が変わった。

違う文化、違う環境で育った彼らの話を聞くたびに知的好奇心が刺激される。

その彼らが北海道にいる間に自分の好きな景色や自然を伝えたい と思うようになってきた。

 

一方で登山をする人、登山をしてみたいと思う人が身近に増えてきたこともあり、今まで自分が楽しんできた身近な自然を人に見せたい、共有したいと思うこと多くなってきた。

これも大きな変化のひとつ。

同じことが鉄道や産業遺産でも言える。自分の興味があることが他人の興味と重なることで結果的に喜ばれることが増えてきた。

 

これらの変化にFacebookが大きく関わっているとも感じていたりする。

自分がこんなところに行ってきたよ とアップした写真に思わぬ反応があったりする。

Facebookを通じて久しぶりに繋がりなおした人もいる。何年も間が開いて再会してみると自分との接点が多くなっていたりもする。

 

そんな変化が複雑に絡まり合うことで良い意味での反応がいろんなところで発生していたのが2012年。

その反応を自分の体力と折り合いをつけながら日常に組み込んでいくのが2013年。

一度広がった世界に合わせてオーバーワークになるのが自分の悪いクセでもあるので、そのあたりは教訓を生かしながらやっていきたい。

 

 

2012年12月24日 (月)

12月22日、23日 旭岳、東川

やはり自然体験というのは感動的だということを改めて感じた。

山が持つ厳しさと美しさ。

今回は厳しさを抜いたようなカタチで旭岳の美しさにただただ感動。  

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ほとんど無風という出来過ぎたコンディションの中で、ほんの一瞬だけその山頂を見ることができた。

夏、秋、そして冬の旭岳を見ることができたのは本当に幸せだと思う。

 

第四展望台まで歩いていく中で海老の尻尾を見たり、

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落ちてくる雪の結晶が六花のごとく成長していたり、

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本来ならその寒さと強風で生命がそこにいることを拒む世界。

 

前日までの天気予報では荒天が予想されていた。

旭川に向かうまでのバスは速度規制の影響で遅延し、これは上に行ってもホワイトアウトか? と心していたのだけど、蓋を開けてみればこのおだやかさ。

おかげでカムイミンタラ(神々の遊ぶ庭)で遊ぶ余裕もあった。

 

摺鉢池と呼ばれる大きな穴(夏は池がある)にわざわざ落ちてみたり、

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そこで成長した雪庇を崩してみたり、

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夏なら立入禁止の場所も遊び場になってしまう。

 

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第四展望台に着いて、旭岳の山体を見上げた後にロープウェイの姿見駅の方を振り返ると雲海が広がっていて、それはとても幻想的だった。

 

このコンディションならもう少し長くいたいと思ったけれど、時計は午後2時を差していた。

数百メートルしか離れていないけれど、ホワイトアウトしたら姿見駅まで戻るのにかなりの時間を要する。

山の天気はめまぐるしく変わる。

そんなリスクマネジメントをしながら、引き返す。

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トムラウシ方面。

 

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ロープウェイは雲海の中へ向かっていく。

 

下山して、泊まるのは東川のキトウシ森林公園。

ただし、雪中泊・・・

雪を踏み固めて、設営地を作ってテントを張る。

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鍋を食べた後に寝袋へ入ったので寒さはあまり感じなかったけれど、明け方の寒さには目が覚めた。

-15℃くらいまで下がっていたらしい。

テント内に入れていた靴や水筒も凍ってしまい、ガスボンベも気化できないくらい冷えきってしまった。

朝食を食べるのに少し手こずってしまった。

 

テントの撤収、買い出し、火起こしと分担しながら、昼食のダッチオーブン料理を作っていく。

2台のダッチオーブンを使って「パエリア」と「コンソメスープ」。

今回のポイントはコンソメスープの素を使わないこと。

そのコンソメスープを使って、今までチャレンジしてこなかったご飯ものメニューを作ること。

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結果は大成功!

コンソメスープがとても美味くできたので、パエリアも相乗効果でかなりの美味しさに。

ダッチオーブンで作るから美味しいという先入観は抜きにしても美味しかったと思う。

 

帰りはちょっと慌ただしくなってしまったが、東川の道の駅からバスに乗って旭川へ。

旭川からのバスは予想通りの遅延。

雪中泊で少し睡眠不足になっていたからあっという間に寝てしまった。

2012年12月 9日 (日)

休日と休養

7月から新しい仕事を始めてから大きな抑うつ状態になることもなく過ごしてきた。

が、12月3日の頭痛に始まり、4日と5日は強い倦怠感で動くこともままならず仕事を休んでしまった。

それでもズルズルと落ちてしまう前にかろうじて踏みとどまり6日には仕事に行くことができた。

 

今日は病院にも行ってきたので、今回のエピソードについて主治医の意見も聞いてきた。

そこで、今回のエピソードについて記録に残しつつ、今後のために意識しなくてはいけない部分も押さえておこうと思う。

 

予兆はその前の週(11/26-11/30)にあったと思う。

症状としては、寝汗と悪夢による中途覚醒。

それと若干だが胸の奥を鷲掴みされるような苦しさ。

 

問題はそのあとの休日の過ごし方だっと思う。

12/1はボランティア。

12/2は円山動物園をガイド。

普段だったら休日の12/3は出勤。

 

体からのサインが出ているのに休養を取らなかったこと。

ここが今回のポイントだという話を主治医がしていた。

休日に「楽しい」ことをして充電するのはもちろん構わない。

でも「楽しい」ことをしても疲労は蓄積する。

だから心身ともに休養が必要。

 

今までは「楽しい」ことをしていく中で体調の安定ができていた。

でもそう言われてみると、季節の変わり目にダウンしがちだったことも休養の不足が原因だったのかもしれない。

もう少し休養を意識しておけば、ソフトランディングできたのかもしれない と反省。

 

・ 楽しそうだからといって休日を使いすぎないこと。

・ 休日に予定を入れようと努力しすぎないこと。

・ 土日のどちらかはフリーにしておくこと。

・ 土日に予定が入っている週を2週以上続けないこと。

・ 休養をとるときは家事をするくらいにしてウチでのんびりする。

2012年11月26日 (月)

コドモガホシイトオモイマスカ???

酒の席ではあったけど、少し踏み込んだ話を留学生(アフリカ人)としていたら、こんなことを聞かれた。

自分の答えは「No」。

そのことに衝撃を受けたらしく、質問攻めにあってしまった・・・

 

病気のことを話していないものの、他にも自分が子どもを欲しいと思わない理由はいくつかある。

・ 経済的な理由

・ 毎月のボランティアで関わる程度で十分だと思っている(社会的子育て)

・ 結局、自分の時間や空間を奪われるのがイヤ

 

その留学生には2つ目の理由を伝えたつもりだったけど、理解はしてもらえなかった。(英語がイマイチで伝わらなかった可能性の方が大・・・)

彼は10人兄弟だと言っていた。

 

結婚、育児をしていく中で人間的な成長が多くあるとは思っている。

誰もが子どもを育てる能力を初めから備えているわけじゃない。

子どもが授かったことを知って、覚悟を決めて

子どもが生まれてきた日から、その子を育てあげると覚悟する

一緒に成長していく中で親としての立ち振舞を学んでいく

子どもに対して間違ったことを言ったりすることもあると思う

いろいろ含めて愛情を注げる対象があるから人は成長するんだということは頭で理解はしている。

 

でも、自分の病気が子どもに悪影響を与えるんじゃないかと思うと怖くてたまらない。

いろんな病気を抱えながら育児をしている人が世の中にはたくさんいるのを知っているにもかかわらずだ。

 

怖いだけなんだと思う。

パートナーと一緒に育てていくはずなのにね。

他人を信頼できていない証拠だと思う。

 

言葉の壁があったからこその出来事だったのかもしれない。

日本語で話していたらそこまで真っ直ぐな言葉は自分に向けられることがなかったと思う。

そういう意味ではとても痛かったけど、いろいろ考えさせられる酒の席だった。

11月25日 手稲山 登山

11月最初の記事が月末になってしまうとは・・・

先月が盛りだくさんすぎたので、今月は控えめに活動した(はず?)影響だろう。

 

ということで、すっかり冬の話。

冬山への初チャレンジをしてきたので、その話から。

 

行き先は「手稲山」。

9月上旬に写真の練習を兼ねて登ったときのことを思い出しながら・・・

まずは「布敷の滝」

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少し角度が違うけど、手前に写ってる二股の木が目印になると思う。

まだ積雪量が多くないとはいえ、ササが少し見える程度でまったく印象の違う滝になる。

 

次は「ガレ場」

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右上にテレビの電波塔が見えるので、おおよそ同じようなアングルで撮ったもの。

雲の切れ目から青空が見えるのに山の表情がまったく違う。

 

この日は天気が良かったし、グループで登ったこともあって山が怖いと感じることはなかったけど、こうやって写真を見ると「生」の気配が少ない。

もちろんアカゲラの鳴き声がしたり、複数の足あとを見つけることができるくらい生きている動物たちはいるんだけど、夏に比べると生き物の数が少ない。

 

初めての冬山で感じたことは他にもある。

気温などの条件によって変わると思うだろうけど、登り斜面の雪は思った以上に滑る。

片栗粉の中を歩いているような感じで思うように前へ進まない。

雪面を掴むためにも、軽アイゼンくらいはあったもよかったのかもしれない。

それでもストックを使えば両腕も使って体を持ち上げられることができた。

これがあるだけで足への負担が一気に軽減される。

自分の体力に合わせて道具を選んでいく必要があると思い知らされた。

 

ここからは冬山だから見つけることができたものたち。

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(ナラメリンゴフシ ナラリンゴタマバチが作った虫こぶ)

 

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(水しぶきでできた氷柱 氷筍の逆みたいな感じ)

 

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(岩壁の隙間から滲み出る水が作った氷の内側を伝うように流れていく水。)

 

今シーズンはスノーシューも買ったので、札幌市内の低山を中心に歩き回るつもりでいたのだけど、やはり経験がないのに冬山へソロで行くのは不安が多い。

そういう意味では今回のようにグループで行く機会があったのは、自分にとって大きなプラスだった。

本格的にスノーシューが必要になってくる積雪までもう少しかな?

今年の冬は楽しみの方が多い。

2012年10月28日 (日)

10月27日 SLニセコ号の旅

今月のトリを飾るのは1年ぶり5回目となる「SLニセコ号の旅」。

去年は主催している自分がダウンしていたので、実施できず・・・

1年ぶりに乗った感想?

「客車が新しくなって気に入らんなぁ~」 (← スハから14系に変更)

 

なんてことがちっぽけなことに思えるくらい車窓からの景色が最高だった。

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紅葉はまさに最高の状態。

キハ150系の前面展望から見えるものも、ニセコ号の車窓から見えるものも鮮やかで本当に綺麗だった。

 

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倶知安駅から見た羊蹄山の山頂には積雪が。

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雪虫も大急ぎで越冬場所へ移動している様子。

 

今回の旅程は以下の通り。

8:20頃 札幌駅4番ホーム SLニセコ号 到着

8:31 SLニセコ号 出発

8:42 小樽行き普通列車 出発

9:44 ニセコ行き普通列車 出発

10:57 倶知安駅 到着

倶知安駅前 散策

11:35 SLニセコ号 到着

11:45 SLニセコ号 出発 (→ 12:27 蘭越)

13:16 SLニセコ号 到着

倶知安駅前 散策

14:04 小樽行き普通列車 出発

14:58 余市駅到着

ニッカウヰスキー 余市工場 見学

柿崎商店

17:44 小樽行き普通列車 出発

18:34 快速エアポート 出発

19:06 札幌駅 到着

 

たぶん3回目以降はこの旅程でほぼ固定。

今回は倶知安駅前での散策を入れてパンやスイーツの買い出しをしてみた。

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メインストリートから少し外れたところにあるパン屋だけど、客が絶えない人気店らしい。

ラインナップも充実していて、値段もお手頃。

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賞味期間が1時間というシュークリームが売っていたので、こっちにも寄ってみた。

他にも100均一のパン屋もあったけど、売り切れたのか店が閉まっていた。

これで次回からは昼食持参ではなく現地調達の目処が立った。

地味にこれが大きな収穫だったかも。

 

倶知安を後にして向かったのは”いつもの”ニッカウヰスキー余市工場。

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洋風な建物が並ぶ工場内を見学して、ウイスキー博物館内にあるバーではボトルではとても手が出ないウイスキーをワンショットからオーダーすることができる(有料)。

もちろん無料の試飲コーナーもあり、ここで出されているウイスキーも決して安くはない(ボトルで買うと1万円に近くなる)。

これをストレートでちびちび飲んでいるとあっという間に顔が赤くなる。

でも悪酔いはしないのがウイスキーのいいところ。

試飲の後に売店へ行ったのだけど、目当ての梅酒がなくなっていた・・・

(↑ 9月中旬には売り切れてしまったらしい)

自分が作った梅酒と飲み比べしたかったのに・・・

 

最後は「柿崎商店」。

ここではびっくりするくらい安くで新鮮な海鮮物を入手することできる。

2年前のこの旅でもみんなが買って帰った「ふくらぎ」(出世するとブリになる)が2尾で230円。三枚おろし済み1尾が180円。

上手に三枚おろしをする自信がなかったので、三枚おろし済みのものを買って帰る。

それと余市といえば、リンゴ。

「ひめかみ」が出ていたので、それをゲット。

どちらも自分が思っている以上の美味さ。

ふくらぎはプリプリで脂が乗っていて刺身で食べるのが最高。

ひめかみは香りがすばらしい。

素材のみの力で満足できるものを買える店を札幌で探すのは大変だからこういう旅の土産にはちょうどいい。

 

しかし今回の旅では紅葉が見頃ということもあってなのか、乗客が多くて行きも帰りもほとんど座ることができず、SLの写真を撮るにもギャラリーが多い。

ニッカウヰスキーの工場でも団体ツアーが立て続けに来ていたようで、こんなに混雑しているのは初めて。

ゆったりと旅情を感じる旅にはならなかったのが残念ではあるけど、天気も紅葉もここまでコンディションが揃うのはなかなかないと思う。

 

5回目を迎えることができて、一緒に行っている友達とは共有するものが少しずつ蓄積できいるという感触を持てているので、この旅はこれからも続けていきたいと思う。

10月7日 TANtanまつり

先月の流れで産業遺産のイベントから始まった10月。

行き先は「住友赤平炭鉱」があった赤平市。

ダイヤの関係で始発で行かねばならんということで、一緒に行ってくれる人はおらず今月のイベントでは唯一のソロ活動。

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手前が乗ってきた旭川行き普通列車。

滝川で乗り換えて、根室線で赤平へ。

 

到着は8時すぎ。

まつりが始まるのは10時。

ということで、向かったのが「山平菓子店」

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昔ながらの菓子パンを置いていて、コッペパンにクリームをサンドしたものはとても懐かしい気持ちになった。

カメラを首から下げていたので、「どこから来られたの?」と店主(奥さん)から声をかけてもらい、「TANtanまつりに来たんです」と話しているうちに店主(ご主人)が出てきて、話はカメラから昆虫、炭鉱があった当時の話しまで広がって、そうしているうちにお茶まで出してもらってのんびりしてしまった。

気づけばまつりが始まる時間。

パンを食べながら会場へ移動。

 

10時からのプログラムは「立坑櫓内公開(ガイド付き)」。

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ちゃんとヘルメットも装備して櫓内へ入っていく。

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ここは廃墟ではなくて「稼働していないだけ」の施設といった趣き。

時間が止まったまま保存されているような感じ。

立坑櫓の内部が保存されていること自体希少だし、そこを定期的に公開してガイド(元炭鉱マン)もしてもらえる場所は他にはない特長だと思う。

これは保存しようという人たちの熱意があってこそだと思うし、元炭鉱マンが語ることで重みがあるイベントだと思った。

 

午後のプログラムまで時間があったので、立坑櫓を眺めることができる草原で昼食。

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坑口浴場と自走枠工場も特別に公開されていたので、見に行ってみることに。

 

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ここも時間が止まったような空間だった。

 

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自走枠工場のすごいところはエアーを入れれば動かせる状態で保存されていること。

しっかりメンテナンスされていて、レバーなどは簡単に動く。

一部の機械には実際にエアーが入れられていて動いているところも見せてもらった。

ここもまた保存に対する熱意を感じられる場所だった。

 

午後からのプログラムは「坑口巡り」。

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これも元炭鉱マンによるガイドがついて、山の中に入っていく。

全部で11箇所。

もちろんすべて蓋がされているものの、「坑口」をわかる状態で残っている。

住友赤平炭鉱自体が1994年まで操業していたこともあり、こうした遺構は比較的綺麗に保存されている。

幌内景観公園のような手入れの行き届いた状態ではないものの、見て回るには十分な状態だったと思う。

 

夜は立坑櫓のライトアップというプログラムも残っていたけれど、ちょっと体力の限界・・・

坑口巡りを終えて、駅へ向かっているとTANtanまつりのスタッフさんに声をかけられた。

「駅まで乗って行きますか?」

ちょっと体が重くなっていたので、とても助かった。

共通の知人がいることもわかったので、名刺交換をさせてもらい駅で降ろしてもらい帰路に。

 

この日の車中では行きも帰りもほとんど記憶がなく、寝てばかりだった。

ちょっと体力的にキツかったらしい。

それでも普段見ることのできない場所やモノに出会い、貴重な話を聞かせてくれる人たちに出会うことのできた旅だった。

2012年10月22日 (月)

10/13 長沼~栗山~美唄 ドライブ

先週末はレンタカーを借りてドライブに行ってきた。

札幌近郊でドライブに行くとなれば、特にこの時期ならあのコースしかない。

 

長都沼 → リストランテ・クレス → ユンニの湯 → 栗山トンネル → ベーカリー・シシマル&天狗まんじゅう → 宮島沼

 

今までならユンニの湯に入って終わりだったのだけど、宮島沼のマガンがいい感じになっているという情報を得ていたので、長沼から北上するルートを追加。

ついでに廃墟にも立ち寄るということで、室蘭本線「栗山トンネル」にも立ち寄った。

 

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長都沼 ハクチョウの飛来はまだ少ないものの、カモ類が多く見られた。

 

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長都沼に着くと駐車スペースには車がびっしり。

バーダーの方々がバズーカを構えて鳥を撮っていた。

よく考えると長都沼が賑やかな時期に今のカメラで来たのは始めてだったかもしれない。

おかげで鳥たちの動きがある写真をたくさん撮ることができて、ウチに帰ってから写真を眺めてニヤニヤしていた。

 

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廃墟スレでこんな感じの写真を見てから一度行ってみたいと思っていたところ。

道内では一番遅くまでSLが走っていた室蘭本線の「栗山トンネル」。

天井はススで黒くなっている。

明かり取りの部分が大きいので陽が入る時間帯にはトンネル内部もかなり明るくなる。

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こちらのアングルは岩見沢から栗山方面を見ている。

トンネルの出口が土砂で塞がれているのが見える。

この事故が起きたのが1990年。

室蘭本線は複線で、もう一つのトンネルが使えることと当時はすでに単線程度の本数に運行が減っていたので、こちらのトンネルは封鎖してレールもそのままになっている。

 

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岩見沢側の入口から見たところ。

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時代なのか? スペースの問題なのか? 「スイチ」と書かれている。

 

トンネルの一番暗いところにはコウモリが住み着いているらしく、驚かせてしまった。
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(写真中央からやや左に飛んでいるコウモリが写っている)

 

ここで時間を使いすぎてしまい、宮島沼に着いたときには日没・・・

マガンがねぐら入りしているのは肉眼でかろうじて見える程度。

 

欲張りにいろんなことをやろうとしたので、これは仕方ない。

それでも1日をたっぷり使った満足感が高かった。

シシマル・ベーカリーのアップルパイもゲットできたし、十分にいい1日だった。

10/20-10/21 然別湖の旅

10月に入ってからの週末はとても充実している。

毎週、どこかへ足を伸ばして「楽しい」や「発見」を繰り返しているから心身ともにエネルギーが満たされている感じがする。

それも健康面、経済面、そして一緒に共有してくれる人たちがいるからこそだと思う。

 

今年初の泊まりでの遊びとなった行き先は然別湖。

やはり日高山脈の向こうは泊まりで行かないと時間が足らない。

 

札幌を出発して、十勝清水ICで降りて向かった先は「十勝千年の森」。

ここに「ほおの木」という合掌造りの蕎麦屋があって、そこで昼食。

新蕎麦が出ている時期でもあるけど、十勝といえば「豚丼」。

それを堪能して次に向かったのは「然別湖ネイチャーセンター」。

 

ここだけのオンリーワンなアクティビティでもある「エアトリップ」。

ワイヤーにぶら下がって森の中を滑空するアクティビティで、森に住む様々な生き物の目線になって体験できるストーリー性もよく作りこまれていた。

トンボ → ハチ → 風で飛ぶ種子 → エゾモモンガ → 猛禽類

それぞれ地面との高さや速度、距離も違っていて彼らの目には森がこんな風に写ってるんだなぁ と感心しきり。

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写真はハチの目線で飛んだ時に撮ったもの ササが眼下に見えるものの、彼らがターゲットにする花の姿は全く見えず・・・

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コース上にはドライフラワーになりつつあるヤマハハコがあったらしい。

紅葉が綺麗な混交林の中を滑空するコースになってからは写真を撮るのをやめて、体験に集中。

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エアトリップにハイライトになったのは「エゾモモンガ」のコース。

高低差15m、時速40km/hで滑空する体験はあまりに興奮しすぎて「めっちゃ スゴイ!」しか言ってなかった気がする・・・

2時間のガイドもあっという間に終わって、ガイドさんに然別湖の温泉とナキウサギについて情報収集。

 

然別湖に行く途中にある「駒止湖」を眺める場所にガレ場があって、そこにナキウサギがいるらしい。

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なんともいい雰囲気の森を抜けると、ぽっかり空いたギャップにガレ場があってそこに足を踏み入れた途端に「ジッ!」という鋭い鳴き声が聞こえた。

ナキウサギがガレ場の中にいることは確実だったけど、日没の時間が迫っていたので、長居はできず引き返す。

その姿を見ることは叶わなかったけれど、この場所に行けてよかった。

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ガレ場の岩には地衣類がびっしりと生えていて森の下の小さな森といった風情。

この地衣類もナキウサギの貴重なエサ資源となる。

 

駒止湖に行く途中には十勝平野を一望できる展望台があって、これはまたいい感じ。

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過去の道東旅行ではいつも通り道で終わっていた十勝平野。

こうやって眺めることもなかったからすごく新鮮だった。

 

宿は「大平原の小さな家」。

レストランとコテージがあって、夕食にレストランでバイキングを食べることができる。

コテージの奥はウマが放牧されている牧場になっていて、すごく暗かったので星空観察に繰り出すことにした。

少し寒かったけど、満天の星空を眺めてのんびりした時間を過ごすのは贅沢だと思う。

 

星空観察から戻ったあとはUNOに大富豪、あっという間に時間が過ぎていく。

ゲームから見えてくるそれぞれの個性を観察するのもまた興味深い。

 

2日目の朝は雨。

よく天気がもってくれたと思う。

宿を出て、向かったのは「サホロリゾート」。

狩勝峠の3合目にあるサホロリゾートでは雨が雪(霰)に変わっていた。

 

サホロリゾートでは蕎麦打ち体験。

レクチャーを受けてそば打ちを始めてみると、うどんに比べて工程が多い。

繊細な食べ物なんだなぁ と感心しつつ、新蕎麦のいい匂いを嗅ぎながらそれっぽい姿になっていく。

麺を切る工程を大雑把にしてしまった影響で太さがまばらな蕎麦になってしまった。

でも太くて風味をしっかり味わえる麺になったから不満はなし。

 

自分で打った蕎麦を昼食にして、十勝清水ICへ向かう。

その途中で立ち寄ったのが「共働学舎 新得農場 ミンタル」。

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ホエイジャム入りソフトクリームが独特の風味で美味かった。

ここは前から行きたかったところだったので、今回の旅に加えてもらった。

蕎麦打ち体験か、ここでのバター作り体験かという選択肢もあったけど、昼食を兼ねるということで蕎麦打ち体験を選択して、こちらはスイーツ担当ということになった。

ソフトクリームを食べたあとは隣にある牧場でしばしヒツジとふれあい。

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札幌に帰ってきたのが早かったので、フリスビーしたり、カラオケに行ったりして解散。

2日間をたっぷり満喫したいい旅だった♪

2012年9月30日 (日)

ぷらぷら幌内

7月に来たときに「ここを見るにはもっと時間がいるはず」と思って、スルーした幌内炭鉱景観公園。

ガイド付きだとはいえ、2時間半もかかるとは思っていなかった・・・

もちろん不満というわけではなく、思ったよりもずっと広かったという意味で。

 

炭鉱遺産の中でもその全体像が残っている場所は日本中でもここだけらしい。

坑口→捲揚室→輸車路→石炭ポケット→選炭場→シックナー(沈殿池)→ズリ山

他にも変電所、神社、隧道、トロッコ、安全灯庫も見ることができる。

 

ガイドは地元の保存会の人。

他にも幌内炭鉱の元炭鉱マンがいていろんな話を聞くことができた。

当時の話や写真を見ながら説明してくれるので、なんとか想像力で補完しながら見ることができた。

この公園、何がすごいって手入れが丁寧。

歩くところは広くて、足元に気を使うような場所はほとんどない。

多くのものはコンクリートの構造だけが残っている状態なので、土台だけという場所が多い。

その周りも草刈りがされていてとても見やすかった。

 

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この地図だとそんなに広いようには思わないんだけど・・・

  

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常盤坑坑口(手前の錆びたパイプは坑内のガスを抜くために設置されている)

 

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捲揚室跡

 

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捲揚室跡から坑口を見るとこんな感じ

 

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選炭場跡

 

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石炭ポケットの下(特別に入れてもらえた)

 

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起動機(クレーン)の土台

ここの周りを見た時に手入れの丁寧さを感じた。

 

もうひとつ特別に入れてもらえたのが変電所。

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当時から時間を止めたままの内部。

平成元年9月29日に閉山したので、この巡回板の11月というのは昭和のはず。

 

この公園のすぐ近くには三笠鉄道記念館(旧幌内駅)があり、そこから伸びるレールを見ることもできる。

幌内線が開通してから130周年という節目にこの場を訪ねることができたのは嬉しかった。

 

地元の人が地道に保存活動をしていることも知ることができたし、元炭鉱マンからも当時の話しを聞くことができた。

ものすごい情報量だったけど、知らないよりも知っていた方がずっといい。

誰かを連れてきたときにも役に立つと思う。

北海道の近代化の始まりの地を知っておくことは移住者である自分が知っておくべきことだと思う。

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